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【新規IPO】<9142>JR九州について

2016年10月25日に行われたJR九州のIPOは、東洋マネーやZAIなどの株式雑誌でも取り上げられ、2016年のIPOとしては、<4589>LINEと同様の大規模な上場となりました。


同じ政府保有株として記憶に新しい昨年の郵政3社のように、上場による民営化で資金調達と経営の自由拡大が期待されています。今回はそんなJR九州の上場に先立って、JR九州の業務内容・優待・ズバリ買いなのかどうかを検証していきたいと思います。


まずは収益形態を見ていくと、鉄道事業全体における収支は九州新幹線や、クルーズトレインとして話題になった「ななつ星in九州」などの観光列車が人気ですが、依然として赤字で16年3月期は105億円の赤字となっています。


ですが、その一方で、駅ビルなどの不動産事業を中心として収益を上げています。大分駅や博多駅前などの、九州の主要都市の一等地に土地を持っているのはやはり強いと言えます。


他にも、分譲マンションのMJR、賃貸マンションのRJR、駅ビルのアミュプラザ、ドラッグストアのドラッグイレブン、ホテルのJR九州ホテル といったように多角経営を行っています。


クレジットカード事業としてJQカードの発行も行っています。そして会社側は17年3月期は不動産事業で、518億円の営業黒字を見込んでいます。


とはいってもこれまでの業績を見ると


・2012.3期 売上高3,328億円 経常利益202億円 純利益74億円
・2013.3期 売上高3,428億円 経常利益173億円 純利益71億円
・2014.3期 売上高3,548億円 経常利益212億円 純利益124億円
・2015.3期 売上高3,574億円 経常利益252億円 純利益165億円
・2016.3期 売上高3,779億円 経常利益320億円 純利益▲4,195億円


まあ16年3月期の純損益4195億円は、今までほぼ無価値だった電車などの固定資産を一気に減損会計しただけなので気にする必要はないのですが、売上や経常利益にはこれといった伸びが見られないんですよね・・・これから上向く予定という事なんですがさてどうなるやらといった感じです。


JR九州の各セグメント割合は鉄道が40%・不動産が30%・建設業が20%・その他10%となっており、ディフェンシブ銘柄との評価もありますが、ROEは10%越えとほかのJR各社よりも圧倒的に高く、不動産業と建設業次第では成長の余地はあると思えます。


そして株主優待内容は


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と使い時があれば結構お得ですし、電車の優待はチケットショップで売っても、そこそこの値段になりそうです。


そして配当金は一株あたり37円50銭の見込みで、11月24日の終値3070円を基準とすると1.22%となります。これに加えて優待券を売れば100株あたりなら、そこそこの実質利回りになる可能性はありますね


JR九州は、配当利回りと株主優待の点で見ると、インカムゲイン目的で保有するには悪くない銘柄です。さらに、2019年3期までには配当性向30%を目指すとしているで、今期の業績をベースに考えると、配当利回りは大体3%になります。


ですが成長性を評価してキャピタルゲイン目的で買うのはやはりあまり気が乗りませんね・・・。そもそも九州は車社会なので、本業の鉄道は脇役で成長余地は小さく観光列車も「ななつ星」など有名になりましたが収益面での影響は限定的です。頼みの綱は不動産業ですがここの不動産に期待するくらいなら他の銘柄買えばいいじゃんで済む話です。


結論としては九州応援したい人、配当と優待のインカムゲイン目的なら買いはあり、値上げなどのキャピタルゲイン目当てなら買う必要なし といったところですね。


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